麻子の想い

さとわ麻子

プロフィール

ボディケア研究家として、様々な人の体のコリについて研究。

手の手法はもちろんのこと、足を使ったケアも得意としている。

その独特なスタイルは、身体の深部まで届き、
「これは骨じゃないの?」というほどに骨化してしまった
コリも溶かしてくれると話題になる。
このオリジナルな技法で、日々お客様を癒し、明日への活力を与えている。
現在では、教室・セミナー・講演など、育成に力を入れている。
2016年より、企業セラピストの育成をスタートする。

わたしの物語

様々なご縁から...

これまで、多くの方を施術した経験から、ボディーケア研究家として、さまざな人の身体のコリについて研究してきました。
施術を受けた方からは驚きと喜びの声をいただいています。
また、末期癌患者のご家族や、医療従事者からのご縁もあり、亡くなる方へのボディーケアの指導、ご家族との関わり方などのアドバイスもさせていただく機会も増えました。

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息子のいじめと非行、その時...

しかし、これまでの人生、順風満帆だったかというと、全くそうではありませんでした。
幼い頃の息子は、喘息で入退院を繰り返す日々。
それを少しでも楽にしてあげたいと思い、マクロビと出会います。


 

さらに、喘息にはアロマが良いと聞いては、毎晩アロマオイルで息子の胸や背中を撫でてあげていました。


小学校に入学すると、いつも問題を起こすようになります。
クラスの中でも浮いた存在となり、先生からも毎日のように注意を受けていました。
菓子折りを持って、同級生の家お詫びに行く日々。
ついには療育センターから、多動と診断され、薬を飲むように言われてしまいます。
でも私は、絶対に薬を飲ませたくないと思い、毎晩アロマオイルで撫でることを続けました。
それによって心が多少安定したのか、多動はかなりの改善をするようになりました。

しかし、中学校へ上がると、またしても集団生活になじめず目立ってしまい、今度はいじめの対象になってしまうのです。
でも、私は心を鬼にして、

「売られた喧嘩は自分で解決してこい!」

と相手の家の前まで息子を連れていき、相手の親の眼の前で謝らせたのです。

さらに、翌日のホームルームでは全員の前でやられたことをすべて発表するので、いじめっ子はたまったものではありません。

その結果、中学時代のいじめは自分で解決してしまうようになります。


いじめられている子を持つ母親がすべきことは、

「あなたを信頼してるから、何かあっても守ってやる、だから自分で相手に言ってこい!」
と突き放し、そっと見守ること。

ちょっと乱暴かもしれませんが、こういうことなのかもしれませんね。


高校に進学すると、剣道部に入部するのですが、厳しい顧問の先生と、口うるさい私との板挟みになり、ストレスがたまっていきます。

すると、その先生が体調を悪くし、退職したことをきっかけに、これまでの不満が一気に大爆発!

髪を茶髪に染め、バイクを盗み、家に帰らない日々。

警察や近所のコンビニにも、悪い意味で顔なじみに。。。

当時の彼の友達からは、臆せずいろいろと細かく聞いて回る私は

相当煙たがられていました...

でも、

「人の役に立つ子にするか、犯罪犯す子にするかどうかは、親しだい!」

と、自分の子どもとその友達には、いつも変わらず明るく接していたのです。

変化のきっかけは...

そんな時、東日本大震災が発生!
被災地でボランティア活動をしてみては?
と提案すると、「俺は行かん!」と強烈に反発する息子。
私はそれを尻目に、軽ワゴンにテントと食料詰めて強制的に東北へ出発!

「現実が知りたいけど、どうせウチの親は連れて行ってくれない...」

という友達と共に被災地の現実を直視。


そこで二人が目にしたものは...

 

大勢の作業員の中で、全身泥だらけになりながら、

必死に泥出し作業をやっている同世代くらいの茶髪の女の子。


 

それを見た息子と友人は

「あの子、昨日まで俺らと一緒だったよな、俺らはいったい何をしているんだ...」

「俺ら、やらなくちゃいけないこといっぱいある!もっと熱く生きようぜ!」
と耳を疑うようなことを二人で話しているではないですか!
その時の息子の爽やかな表情は今でも忘れられません。


 

これまで、人生を楽しんでいる大人にどれだけ会わせても、
「俺は変わらねーよ!!」

と反抗していた息子も、
いったいどなたの顔が浮かんだのでしょうか。

 

「俺、やるしかねーよな!」


 

震災をきっかけに、彼の頭の中でようやくスイッチがパチッと入ったのです。

最愛の母を看取って

そんな息子が、急に居酒屋で働くと言い出して3年。

彼自身も卒業する気でいました。

しかし、一つだけ心残りがあったんです。

それは、

 

「まだ店長のポジションになっていない」

 

ということ。

いちばん可愛がってくれた先輩からも

 

「辞めるなら、店長になってからにしろ!」

 


と言われてしまったのです。

その先輩、じつは体を壊してしまい、志なかばで店を辞めざるをえなかった
んです。

その悔しい思いを引き継いで、先輩のためにも
店長になる!

と息子が決意したちょうどその頃、

最愛の母が倒れたのです...

 

あれほどやんちゃで、非行少年だった息子を立ち直らせるきっかけを与えてくれたのは、私一人ではなく、周りのみなさま。

そのサポートもあり、一度はやめようと思っていた息子も、無事に店長に就任できました。

 

しかし、そのことを母に報告した直後、母は私のアロマを受けながら、眠るように天国へ旅立って行きました。

 

「周りのみなさまへ、恩返ししなさい!」

「あなたのやりたいと思ったことは、ずっとやり続けなさい!」

「あなたがいいと思ったことは伝え続けなさい!」

 

と、いつも厳しくも温かく見守ってくれていた母。

 そんな優しい母のように、私も息子のことをいつでも見守ってあげたい!

そう決心したのです。

わたしが本気で取り組みたいこと

わたしのこれまでの人生、本当に色々ありました。

これからの若い世代の皆さんには、わたしのように一人で悩んでほしくないのです!

 

「困っているけど、誰に相談してよいかわからない」

「まず、何をしたらよいかすらわからない」

 

という皆さんが、

家庭の悩み事を気軽に相談できる、保健室のような場所

それをもしも、会社内で作れたとしたらどんなに気が楽になるでしょう。

わたしはその空間づくりと、人材育成に本気で取り組みたいのです!!

企業様と共に取り組みたいこと

①企業セラピスト育成

企業セラピストとは
・企業を元気に
・ストレスの多い社員の身体をケアし明日への活力を与える
・家族のケアのサポート
・会社と社員の橋渡し役
・社員の悩みを解消
・若い社員育成(結婚・出産・子育て・夫婦関係・介護・看取り等)
会社の中では、お母さんのような役割をする人の事を言います。

私のこれまでの経験を生かして、企業セラピストの育成をスタートします!

企業セラピスト養成とは こちら

②非行の子どもを持つ親御さんのサポート

非行や夜遊びにお困りのお子様をお持ちの社員さんはおられませんか?

やんちゃすぎる息子を、時に突き放し、時には温かく支えながら、居酒屋の店長を務めるまでに更生させた経験から、親子関係改善、母親の役割についてなど、気軽に相談できる社内の雰囲気作りをサポートいたします。

③エンディングセラピー

突然ですが、あなたはどんな人生最期の日を迎えたいですか?

 

わだかまり

怒り

心配

本音と建前

 

兄弟や親子関係など、どんな方にでもあることですよね。

 

本当はココロの奥底にあるのがわかっているのに、伝えられない。

身内なので、ついつい思っていることとは違う表現をしてしまう。

 

これまでの関係はさておき、さいごのさいごに、お互いの素直な気持ちを

「表現しあえるチャンス」

があったとしたら、どうでしょうか?

 

わたしの実体験から、生きている間にはなかなか実感できない

「愛されている」という気持ち

それを伝え合える親子関係を築けるお手伝いをさせていただきます。

 

これまでセラピーを受けた方からは、

「自分の生き方が定まった!」

「自由に生きるって、こういうことなんだ!」

とのお声を頂戴しております。

 

エンディングセラピーは、身体のコリを溶かすだけでなく、アロマケアを行いながら、親子関係のわだかまりも溶かしてしまうかもしれませんね♪

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